フェデラー、ITFを全面的に支持 シャラポワへの処分で

[ 2016年6月11日 10:20 ]

 女子テニスの元世界ランキング1位、マリア・シャラポワ(ロシア)がドーピング違反で国際テニス連盟(ITF)から2年間の資格停止処分を受けた問題で、男子のロジャー・フェデラー(スイス)は10日までに、ITFの処分を全面的に支持する考えを表明した。欧州のメディアが伝えた。

 世界3位で34歳のフェデラーは禁止薬物メルドニウムの摂取について「意図的か否かは関係ない。どちらも大差はない話だ。自分の体に入れるものは完璧に知っておく必要がある」と強調。「もちろん彼女は処分に異議を申し立てる権利がある」とした上で「血液サンプルは10年、15年、20年と保存すべきだ。違反者への抑止力になる」と述べ、ドーピング撲滅へ断固とした姿勢を示した。(共同)

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2016年6月11日のニュース