村上茉愛2位 痛み耐えH難度決め初五輪切符確実に

[ 2016年5月5日 05:30 ]

フォトセッションで笑顔を見せる(左から)2位・村上、1位・寺本、3位・杉原

体操NHK杯第1日

(5月4日 東京・国立代々木競技場)
 4月の全日本を制した村上がNHK杯でも2位に入り、初の五輪代表を確実にした。

 3種目目の平均台で落下した際、痛めていた右土踏まずを強打したが、気合を入れ直して最終の床運動へ。昨年の全日本の同種目では、予定していた技を行わないなど「人生最悪の試合だった」と言う。「もう同じことはしたくない」と強い気持ちで臨み、H難度のシリバスなどを決めた。夢舞台に向け、「調子を崩さずに自分らしい演技が出せるようにしたい」と力を込めた。

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