100キロ超級・原沢、宿敵・七戸のツイートに感動「自分の小ささ分かった」

[ 2016年5月5日 09:25 ]

少年柔道家たちに指導する原沢久喜

 柔道男子100キロ超級リオ五輪代表の原沢久喜(23=日本中央競馬会)が4日、都内で少年柔道の練習会に参加し、ライバルの思いも背負って金メダルに挑む覚悟を示した。

 代表を争った七戸龍(27=九州電力)が最終選考会後に「原沢選手に託すことになりましたが全階級金を獲れる力を持っています。日本柔道の応援よろしくお願いします」とツイート。それを見て「七戸さんの人間の大きさ、逆に自分の小ささが分かった。自分が逆の立場で同じことができるかどうか」と心を打たれた。

 前日3日には代表合宿で顔を合わせ、改めて「頑張れよ」と激励も受けた。七戸は王者リネールとの対戦が豊富だけに、戦術的な助言も求めたいという。「ずっと追いかけてきた人。感謝している」という七戸の分まで、負けられない理由が加わった。

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2016年5月5日のニュース