錦織 7度目対戦でガスケに初勝利、8強進出 マドリードOP

[ 2016年5月5日 22:40 ]

7度目の対戦で初めてガスケを下し、8強入りした錦織(AP)

 テニスのマドリード・オープンは5日、マドリードで行われ、マスターズ初制覇を目指す男子シングルス第6シードの錦織圭(26=日清食品)は3回戦で、世界ランキング12位で第10シードのリシャール・ガスケ(29=フランス)と対戦。6―4、7―5でストレート勝ちし、4年連続で準々決勝に進出した。

 ガスケには過去6戦全敗だが、クレーでの対戦は今回が初めて。第1セットは第1ゲームでいきなりブレークに成功したが、第6ゲームはラブゲームでブレークバックされ五分に。第7ゲームにはガスケの返球を読んだボレーが決まり再度ブレークし、6―4でこのセットを先取した。

 第2セットは錦織が第3ゲームでブレーク。第10ゲームでブレークバックを許し追いつかれたが、続く第11ゲームを再びブレーク。第12ゲームをキープし7―5でストレート勝ちを決め、7度目の対戦で初めてガスケを下した。

 錦織は準々決勝では、世界21位のニック・キリオス(21=オーストラリア)、世界27位のパブロ・クエバス(30=ウルグアイ)の勝者と対戦する。

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