松山“熊本とともに”プレー　メッセージ入り缶バッジを帽子に

松山英樹

　米男子ゴルフのウェルズファーゴ選手権は５日から米ノースカロライナ州シャーロットのクウェイルホローＣで開催される。松山英樹（２４＝ＬＥＸＵＳ）は４月のマスターズ以来のツアー出場で、開幕２日前の３日は岩田寛（３５＝フリー）と練習ラウンドを行った。

　日本に一時帰国していた先月１７日には、熊本地震の支援を目的としたチャリティーサイン会を行った。今週は「Ｗｅ　ａｒｅ　ｗｉｔｈ　ｙｏｕ」と熊本へのメッセージを込めた缶バッジをキャップにつけ、キャディーバッグにも同じロゴを入れてプレーする。「（バッジを）つけてくれそうな選手にお願いしようと思う」と早速、岩田や仲の良いダニー・リー（２５＝ニュージーランド）の賛同を得た。予選ラウンドは歴代優勝者のロリー・マキロイ（２７＝英国）、リッキー・ファウラー（２７＝米国）と同組。「（スコアを）伸ばせるように状態を上げられたら」と熊本への思いとともに前を向いて戦う。