王子谷2年ぶり全日本V 準決勝で七戸破る、原沢も決勝進めず

[ 2016年4月29日 17:37 ]

全日本柔道選手権で優勝し胴上げされる王子谷

 体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権が29日、東京・日本武道館で行われ、決勝で王子谷剛志(23=旭化成)が上川大樹(26=京葉ガス)に一本勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たした。

 14年と同じ顔合わせとなった決勝は、1分過ぎに王子谷が大外刈りで技ありを奪って先行。残り1分、支え釣り込み足で再び技ありを奪い、合わせ技による一本勝ちを収めた。

 優勝候補でリオデジャネイロ五輪男子100キロ超級の代表争いをしていた原沢久喜(23=日本中央競馬会)、七戸龍(27=九州電力)はともに準決勝で敗れた。七戸は王子谷に大外巻き込みで一本負け、原沢は上川に0―3の判定負けだった。

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2016年4月29日のニュース