シャラポワ 処分不可避か…禁止薬物許容値超え

[ 2016年4月29日 05:30 ]

 ロシアのムトコ・スポーツ相は27日、女子テニスで元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が1月から禁止薬物に指定されたメルドニウムに陽性反応を示した問題で、血液サンプルの検出量が許容レベルを超えていたと明らかにした。

 不整脈などの治療に使われるメルドニウムは違反が相次ぎ、世界反ドーピング機関は検出量が1マイクログラム以下と微量だった場合は容認する新たなガイドラインを公表。シャラポワは治療目的で長期間服用し、同スポーツ相は「より複雑だ。処分を回避できるかコメントできない」と述べた。

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2016年4月29日のニュース