ラムズ、ドラ１はＱＢゴフ “お騒がせ”タンシルは１３番目

ＮＦＬドラフト

　ＮＦＬのドラフトが２８日にシカゴで行われ、この日は１巡目の指名（計３１人＝ペイトリオッツは制裁で指名権なし）が行われた。

　全体トップの指名権はタイタンズが持っていたが直前にラムズにトレード。今季から本拠地をセントルイスからロサンゼルスに移したラムズはカリフォルニア大のＱＢジャレッド・ゴフ（２１＝１メートル９３、９５キロ）を指名した。

　２番目の指名権を持っていたブラウンズもイーグルスに権利を譲渡。イーグルスは強豪カンファレンスではないミズーリバレー・カンファレンスに所属するノースダコタ州立大で活躍したＱＢカーソン・ウェンツ（２３＝１メートル９６、１０８キロ）を指名した。

　上位２番目までの指名選手がＱＢとなったのは２年連続７回目。トップ指名の候補でもあったミシシッピ大のＯＬレレミー・タンシル（２１＝１メートル９６、１４１キロ）は、マリフアナ吸引の動画がネットに投稿されたり、コーチからの金銭授受問題などのトラブルが表面化したために上位指名が見送られ、１３番目にドルフィンズがようやくその名前をコールした。

　大学別の１巡目最多指名はオハイオ州立大の５人（歴代２位タイ）。全体３番目にはＤＥジョーイ・ボサ（２０＝１メートル９６、１２５キロ）がチャージャーズから指名を受けた。

　ＮＦＬのドラフトは７巡目まで。２、３巡目の指名は２９日、４～７巡目の指名は３０日に行われる。