世界選手権銀メダルのカー娘帰国「ここがゴールじゃない」

[ 2016年3月30日 05:30 ]

世界選手権で銀メダルを獲得し、笑顔で帰国した藤沢(手前)らカーリング女子日本代表

 カーリング女子世界選手権(カナダ)銀メダルの日本代表・LS北見が帰国した。成田空港で会見し、大会中に声がかれてしまったスキップ・藤沢五月は「叫び過ぎ。予選後半から声が出なくなった。北見で病院に行きます」と頭をかいた。

 会見でも隣席の吉田知那美が藤沢のかすれ声を聞き取って代わりにコメント。試合途中からはジェスチャーで連係を図るなど抜群のチームワークで世界2位に輝いたが、藤沢は「ここがゴールじゃない」と世界一を見据えた。

 五輪、世界選手権を通じて男女で日本初のメダル獲得にも、報奨金について協会関係者は「お金がないので、(報奨金は)ありません」。ただ、今後に向け「4月の理事会で議題に挙がると思います」と検討課題とした。LS北見は30日に地元・北海道へ凱旋。18年平昌五輪出場のため、まずは今秋のパシフィックアジア選手権で来年の世界選手権出場権を目指す。

続きを表示

2016年3月30日のニュース