クリス・ポールが米代表入り辞退 3大会連続五輪出場消滅

[ 2016年3月30日 16:13 ]

 リオデジャネイロ五輪男子バスケットボールの米国代表最終候補に入っていたNBAクリッパーズのガード、クリス・ポール(30)が代表入りを辞退。米バスケットボール協会(USBA)のコランジェロ会長にその意志を伝えたもので、これで同選手の五輪3大会連続出場はなくなった。

 ポールは08年ロンドン五輪と12年北京五輪で金メダルを獲得し、北京五輪では全試合に先発。リオデジャネイロ五輪で優勝すれば、米国バスケットボール界で初となる3つ目の金メダル獲得となるがその可能性は消滅した。

 米国代表の最終候補は31人いたが、肩と膝を痛めて戦列を離れているペリカンズのアンソニー・デービス(23)がリタイア。ポールが抜けたことで残りは29人となった。ポイントガードで残っているのはステファン・カリー(28=ウォリアーズ)、ラッセル・ウエストブルック(27=サンダー)、カイリー・アービング(24=キャバリアーズ)、ジョン・ウォール(25=ウィザーズ)、ダミアン・リラード(25=トレイルブレイザーズ)、マイク・コンリー(28=グリズリーズ)の6人。ポールの“代役”として誰が代表入りするのかが注目されるところだ。

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2016年3月30日のニュース