格上はジョコだけ…錦織 マスターズ初Vチャンス「準備して頑張る」

[ 2016年3月30日 13:32 ]

男子シングルス4回戦でロベルト・バウティスタに快勝し、3年連続でベスト8に進出した錦織圭

 テニスのマイアミ・オープン第8日は29日(日本時間30日)、米フロリダ州マイアミで行われ、男子シングルス4回戦で、第6シードで世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)は同18位のロベルト・バウティスタ(27=スペイン)に6―2、6―4で勝利。貫禄のストレート勝ちに「すごく内容が良かった。全体的に攻めることができて主導権を握れた」と喜びを口にした。

 前の試合の影響で開始が遅れ、試合がスタートしたのは夜10時。それでも「夜の方がクリアにボールが見える」と影響はなく、第1セットは3度ブレークして6―2で先取。第2セットも第1ゲームをブレークすると、そのまま危なげなく連取した。

 8強に進出した選手の中で、錦織より世界ランキングが上位なのは1位のジョコビッチ(セルビア)だけ。4大大会に次ぐ格付けのマスターズ大会初制覇を視界にとらえた。準々決勝の相手は世界16位のガエル・モンフィス(29=フランス)だが、錦織は「ミスをしない選手で、しっかり攻めないと勝てない相手。準備をしっかりして頑張りたい」と意気込んだ。

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