白井、H難度の新技不発…予選3位 あん馬の長谷川は首位通過

[ 2016年2月19日 19:59 ]

「シライ3」に挑戦し、着地で膝をついた白井健三

 体操の種目別で争う国際大会のAGF杯は19日、アゼルバイジャンの首都バクーで開幕して予選が行われ、今季初戦の白井健三(日体大)は、世界選手権で優勝した男子床運動で最高H難度の新技「シライ3」の着地が大きく乱れるなどミスが重なり、14・850点で3位だった。14・650点で6位の早坂尚人(順大)とともに、予選は通過した。

 あん馬は長谷川智将(日体大)が15・100点で首位通過したが、世界選手権銅メダルの萱和磨(順大)は14・000点の9位で、8人による決勝進出を逃した。つり輪は長谷川が2位通過、萱は9位だった。

 リオデジャネイロ五輪シーズンの本格的な幕開けを告げる大会で、男子は20日に跳馬など予選の残り3種目、21日に全6種目の決勝を実施する。(共同)

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2016年2月19日のニュース