佳菜子 思い出の地で2位発進!3年ぶり自己ベスト更新

[ 2016年2月19日 05:30 ]

演技を終え、ガッツポーズを見せる村上(AP)

フィギュアスケート四大陸選手権・女子SP

(2月18日 台北)
 2年前にタイトルを手にした思い出の地で、復活の足掛かりをつかんだ。欠場した浅田の代役で出場した村上が、68・51点でSP2位発進。3年ぶりに自己ベストを更新する会心の演技に、笑顔で右手を突き上げた。

 「気持ちを込めて演じ切れた。この会場で滑れて良かった」。課題のジャンプに苦戦し、ことごとく表彰台を逃してきた今季。大会に向け、同じリンクで練習する宇野昌磨を参考に修正してきた。3回転フリップや2連続3回転トーループを流れるように着氷すると、終盤のダブルアクセル(2回転半)も、軸こそ傾いたが「死ぬ気で決めた」と振り返った。首位の宮原との差は3.97点。2大会ぶりの優勝へ望みを残し、今季最後のフリーへ臨む。「来季に向けていい印象を残せるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

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2016年2月19日のニュース