大野、37歳297日でのSR最年長デビューへ意欲

[ 2016年2月19日 06:50 ]

練習で突進するサンウルブズの大野(左)

 鉄人が世界最高峰リーグでも記録を打ち立てる。スーパーラグビー(SR)に日本から参入するサンウルブズは18日に沖縄合宿4日目を迎え、午前、午後の2部練習を実施。9日後に迫る27日の開幕ライオンズ戦(秩父宮)へ、ロック大野均も精力的に体を動かした。

 大野は開幕戦時に37歳297日。出場すればSRの最年長デビュー記録を打ち立てるとともに、高齢出場記録でもいきなり歴代6位にランクインする。

 本人は「そうなんですか?全然意識してなかった」と記録に無頓着も、「引退した時にそれが誇れるものであればいい。試合に出るだけではなく、このチームで勝って記録をつくりたいと思う」と意欲を見せた。5月6日には38歳となり、今季中に歴代3位に浮上することも可能。来年には歴代1位、再来年には史上初の40代SRプレーヤーになる可能性もある。

 日本代表では歴代最多の96キャップ、37歳150日の最年長出場記録を保持。“年長記録コレクター”は「日に日にチームが出来上がっているのが手に取るように分かる」とチームの成長も実感しながら、栄えある開幕メンバー入りを目指す。

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