日本男子 20年ぶり五輪へ白星発進!大沢2得点

[ 2016年2月12日 05:30 ]

クロアチアを破り、平昌五輪1次予選の初戦に勝利した日本

 アイスホッケー男子の2018年平昌冬季五輪1次予選は11日、札幌市の月寒体育館で行われ、98年長野五輪以来の五輪出場を目指す世界ランキング20位の日本は初戦で27位のクロアチアを3―0で下して勝ち点3を挙げた。第2ピリオドにFW大沢(王子)のゴールで先制。相手に疲れの見えた第3ピリオドは2点を加え、GK福藤(アイスバックス)を中心に完封した。世界ランク21位のウクライナは28位のルーマニアに3―0で勝った。12カ国が3組に分かれて1回戦総当たりで争い各組1位が9月の最終予選に進出。日本はあす13日にルーマニア、14日にウクライナと対戦する。

 20年ぶりの五輪を狙う日本は残り5分を切るまで1得点。シュート数で43―8と圧倒しながら、第3ピリオドの2ゴールでようやく息をついた。負傷者に代わってメンバー入りし、2得点した22歳の大沢は「点を取れば流れが変わると思った。気持ちだけは負けたくなかった」と強調した。前回ソチ五輪1次予選は日本開催で突破できなかった。3点目を決めた田中は「勝って終われてホッとした。神経質になった選手もいたが、楽しむぐらいにやってくれれば」と今後に期待を寄せた。

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2016年2月12日のニュース