スパーズ12連勝!主力欠くも球宴初選出レナード躍動21得点

[ 2016年1月22日 18:25 ]

21得点をマークしたスパーズのカワイ・レナード(AP)

 NBAは21日に各地で5試合を行い、スパーズは敵地フェニックスでサンズを117―89(前半51―39)で下し、12連勝で37勝6敗。43戦終了時点での37勝は10年シーズンに並ぶチーム最多となった。

 この日発表された球宴ファン投票で初選出されたカワイ・レナード(24)は21得点。右臀部(でんぶ)を痛めたトニー・パーカー(33)と休養に充てたティム・ダンカン(39)を欠く布陣だったが、2メートル21のボバン・マリヤノビッチ(27)が17得点13リバウンドを稼ぐなど、ベンチ勢で66得点をマークするなど層の厚さを見せつける試合となった。

 サンズは6連敗で13勝31敗。新人のデビン・ブッカー(19)が24得点をマークしたものの、ここ16戦で15敗目を喫した。

 キャバリアーズは地元クリーブランドでクリッパーズに115―102(前半59―50)で勝って連勝で30勝11敗。12回目の球宴出場を決めたレブロン・ジェームズ(31)が22得点12リバウンド、J・R・スミス(30)が6本の3点シュートなどで22得点、ケビン・ラブ(27)は18得点16リバウンドを稼いで勝利に貢献した。

 クリッパーズは27勝15敗。クリス・ポール(30)は30得点を記録したものの、このカードではここ14戦13敗となった。

 ペリカンズは地元ニューオーリンズでピストンズを115―99(前半72―53)で退けて15勝27敗。今季平均14・9得点をマークしていたエリック・ゴードン(27)が右手薬指の骨折で全治4~6週間と診断されて戦列を離れたが、アンソニー・デービス(22)が32得点、タイリキ・エバンス(26)が22得点10アシストをマークしてその穴を埋めた。

 ピストンズは23勝20敗。センターのアンドレ・ドラモンド(22)は19得点22リバウンドをマークしたが勝利にはつながらなかった。ドラモンドは前日のロケッツ戦で史上最多となる23本のフリースロー(試投36本)を失敗。この日は相手がハック攻撃をしなかったため、放ったフリースローは5本のみで成功は3本だった。

 キングスは地元サクラメントでホークスに91―88(前半47―44)で競り勝って4連勝で19勝23敗。センターのディマーカス・カズンズ(25)が24得点15リバウンドをマークすれば、ガードのライジョン・ロンド(30)は11得点10リバウンド11アシストで今季5度目のトリプルダブルを達成した。

 ホークスは26勝18敗。ポール・ミルサップ(30)が14得点14リバウンドを稼いだものの連勝は3で止まった。

 グリズリーズは敵地デンバーでナゲッツを102―101(前半47―44)で下し、4連勝で25勝19敗。27得点のマーク・ガソル(30)が1点を追って迎えた残り12・2秒にレイアップと相手の反則による3点プレーを成立させて勝負を決めた。

 ナゲッツは連敗で12勝27敗。残り3・9秒に放ったダニロ・ガリナリ(27)の3点シュートはリングに嫌われて敗れ去った。

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