元幕内 大道が引退「衰え分かった」阿武松部屋付き親方へ

[ 2016年1月22日 05:30 ]

引退会見を行った大道(左)。右は師匠の阿武松親方

大相撲初場所12日目

(1月21日 東京・両国国技館)
 元幕内で西幕下2枚目の大道(33=阿武松部屋)が現役を引退し、年寄「小野川」を襲名した。

 今場所は1勝4敗と負け越し、1場所での十両復帰はかなわなかった。会見で「負け越しが決まって力の衰えが分かった。悔いはない。師匠の厳しい指導のおかげで自分の実力以上のものを出せた」と話した。今後は、阿武松部屋付きの親方として後進を指導する。専大出身で05年春場所で初土俵を踏み、11年名古屋場所で新入幕。師匠の阿武松親方(元関脇・益荒雄)は「もっと激しさがあれば三役になれたかも」と引退を惜しんだ。

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2016年1月22日のニュース