李知姫3億円申告漏れ 関西拠点も韓国で申告

[ 2015年12月9日 11:08 ]

 韓国出身の女子プロゴルファー李知姫(36)が大阪国税局の税務調査を受け、2013年までの5年間で約3億円の申告漏れを指摘されたことが9日、分かった。賞金などの所得を韓国で申告していたが、関西を拠点に国内ツアーに参加していたため、日本で納税義務があるとされた。

 関係者によると、韓国での納税分や源泉所得税を差し引き、無申告加算税を含めた追徴税額は約2千万円で、既に納付したという。

 プロゴルファーは個人事業主として、経費を除いた賞金やスポンサー収入を所得として確定申告する必要がある。国税局は、日本女子ゴルフツアーに毎年参加していた李は日本の居住者として、納税する義務があると判断したもようだ。

 日本女子プロゴルフ協会によると、李は00年に日本のプロテストに合格し、日本ツアーに参加。今季は2勝し、通算19勝を挙げている。生涯獲得賞金は歴代3位となる約9億4800万円に上る。

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2015年12月9日のニュース