真央「精いっぱいやる」羽生は男子初のファイナルV3挑戦

[ 2015年12月9日 19:28 ]

フィギュアGPファイナル開催地のバルセロナに到着した浅田

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位選手が争うファイナルは10日(日本時間11日未明)、バルセロナで開幕する。男女通じて史上最多5度目の頂点を目指す浅田真央(中京大)が9日に現地入りし、空港で「GPシリーズを勝ち抜いた選手だけが出られる大会。自分にできることを精いっぱいやりたい」と意気込みを語った。

 3位に終わった11月下旬のNHK杯後はジャンプを中心に練習して立て直しを図ったという。「調子はまあまあ」と穏やかな表情で話した。その後は試合会場で初練習し、トリプルアクセル(3回転半)や2連続3回転などのジャンプを確認した。

 日本からは5選手が出場。ソチ冬季五輪王者の羽生結弦(ANA)が男子初の3連覇に挑む。女子で休養から復帰した浅田は2シーズンぶりの大舞台となり、宮原知子(大阪・関大高)にも初出場優勝の期待が懸かる。

 羽生はNHK杯でショートプログラム(SP)、フリーとも世界歴代最高得点を塗り替えて史上初の合計300点超えを果たし、優勝候補の筆頭に挙げられる。宇野昌磨(愛知・中京大中京高)と村上大介(陽進堂)は初出場する。

 10日に男子SP、11日に女子SPがあり、男女フリーは最終日の12日に行われる。(共同)

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2015年12月9日のニュース