ウォリアーズ 通算27連勝、歴代2位タイ ロード開幕連勝も更新

[ 2015年12月9日 16:18 ]

39得点をマークしたウォリアーズのトンプソン(左)(AP)

 NBAは8日に各地で6試合を行い、ロード7連戦の5試合目となったウォリアーズは、敵地インディアナポリスでペイサーズを131―123(前半79―60)で下して開幕23連勝。昨季から通算では27連勝となり、ヒートが12年シーズンに樹立したリーグ歴代2位の連勝記録(13年2月3日~3月27日)に並んだ。さらにロードでも開幕から13連勝。69年にニックスが樹立したロードの開幕連勝記録(12)を書き換えた。

 この日は“スプラッシュ・ブラザーズ”と呼ばれるガードコンビの速射砲がさく裂。クレイ・トンプソン(25)が16本中10本の3点シュート(試投16本)を決めて今季自己最多の39得点を挙げれば、ステファン・カリー(27)も3点シュート3本(試投11本)などで29得点をマークした。

 カリーはロードでは通算87試合連続で少なくとも3点シュートを1本成功させたことになり、これはラシャード・ルイス(元マジックほか)が保持していたリーグ記録に並んだ。

 ウォリアーズは今後、セルティクス(11日)→バックス(12日)とロードで対戦したあと地元オークランドに戻り、サンズ(16日)→バックス(18日)→ジャズ(23日)と対戦。もし白星街道が続いていれば、昨季ファイナルで対戦したキャバリアーズと激突する25日が、レイカーズが保持している北米プロスポーツ界の最長連勝記録(33=71年11月5日~72年1月7日)へのチャレンジ・デーとなる。

 今季平均失点でリーグ8位(98・2)の成績を収めていたペイサーズは今季2度目の3連敗で12勝8敗。ポール・ジョージ(25)が33得点を稼ぎ、第4Qを40―20として猛追したものの勝機は見いだせなかった。

 キャバリアーズは地元クリーブランドでトレイルブレイザーズを105―100(前半47―56)で退けて14勝7敗。レブロン・ジェームズ(30)が33得点10リバウンドを稼いで連敗を3でくい止めた。トレイルブレイザーズは9勝14敗となった。

 <その他の結果>ネッツ(6勝15敗)110―105ロケッツ(10勝12敗)、サンダー(13勝8敗)125―88グリズリーズ(12勝10敗)、マジック(12勝9敗)85―74ナゲッツ(8勝14敗)、キングス(8勝15敗)114―106ジャズ(9勝10敗)

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