東京五輪コーツ調整委員長 自転車分散開催の移動距離「問題ない」 

[ 2015年12月9日 23:29 ]

 2020年東京五輪の準備状況を確認する国際オリピック委員会(IOC)のコーツ調整委員長は9日、難航した自転車会場の見直しが静岡県伊豆市と都内の分散開催で承認されたことに「素晴らしい内容のプレゼンテーションで高く評価された」と述べ、都心からの移動距離についても「問題はない」との見解を示した。

 ギラディ副委員長は「既存施設を活用する五輪改革に沿った変更でIOC理事会でも好意的に受け入れられた」と語り、約100億円のコスト削減につながることを高く評価した。施設の整備面に関する質問は出たが、全会一致で異論はなかったという。

 理事会では白紙撤回された新国立競技場や大会公式エンブレムの進捗状況も報告された。(共同)

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2015年12月9日のニュース