錦織“遅い”ハードコートに苦戦も「耐えて、力強く終われた」

[ 2015年11月4日 21:37 ]

マスターズ・パリ大会2回戦でシャルディーと対戦した錦織(AP)
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マスターズ・パリ大会 シングルス2回戦 錦織 7―6、6―7、6―1 シャルディー

(11月4日 フランス・パリ)
 初戦となった2回戦で、世界ランキング7位の第6シード、錦織圭(25=日清食品)は苦しみながらもフルセットで地元のジェレミー・シャルディー(フランス)を下した。

 2時間25分を要した試合後、大粒の汗を浮かべながらテレビのインタビューに応じた錦織。この日のプレーに対する手応えを聞かれ「最後は特に良かったと思う。序盤は硬さも少しあって、相手のサーブに良かったので、なかなかブレークポイントを取れなかった。取れなかったのが少しずつプレッシャーに変わっていったのもあったので、セカンド(第2セット)を取られて、それでも耐えて、しっかりファイナルは集中できたので、力強く終われたと思う」と語った。

 ハードコートとはいえ、その“遅さ”への対応にも苦しんだ。だが、しっかりと勝ち切った錦織は、今大会後のATPツアー・ファイナル(15日開幕・ロンドン)も視野に入れ「ここもそうだし、ロンドンもすごく遅いハードコートなので、しっかり作戦を立てて、このコートに合ったテニスをしっかりできるようにしたい」と“前哨戦”での躍進を誓っていた。

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