シンクロ リオ秘策は雑技団!元コーチ招へい、新リフト着手

[ 2015年11月4日 05:30 ]

残り5枠を争う選手たちは白い帽子をかぶり演技する

 シンクロナイズドスイミングのリオデジャネイロ五輪世界最終予選(来年3月、リオデジャネイロ)の日本代表最終選考会が横浜市内で行われ、田崎明日花(18=井村シンクロク)ら上位5人が代表入りを確実にした。

 選考会ではテストを受ける選手が白帽子をつけ、既に代表に決まっていた乾友紀子(24=同)ら黒帽子の選手と演技を行うなどして実力をチェック。結局、全10人が今夏の世界選手権と同じメンバーとなった。最終予選3位以内で出場権を獲得でき、井村雅代ヘッドコーチ(HC、65)は「当然1位通過」と話した。

 弱点強化にも着手する。11日からの合宿に元中国雑技団コーチの盧毅(ロキ)氏を招へいし新リフトに取り組む。日本は12年ロンドン五輪前にも指導を受けており、井村HCも中国チーム時代に依頼した人物で、「アイデアをいただきたい。発想力が面白い」と期待を寄せた。

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