ハンド女子代表「おりひめジャパン」40年ぶり五輪出場へ意気込み

[ 2015年10月15日 19:53 ]

練習するハンドボール女子日本代表の石立

 ハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」が20日に開幕する16年リオデジャネイロ五輪アジア予選(名古屋)に向けて15日、都内で練習を公開した。

 主将の本多恵(29=ソニーセミコンダクタ)はラグビーW杯で歴史的3勝を挙げた日本代表に触れ「自信が伝わってきた」と刺激を受けた様子。

 大会は日本を含めた5チームの総当たりで行われ、優勝チームが五輪出場権を獲得し、2位が世界最終予選出場権(3月)を得る。最終戦の韓国が最大のライバルとなり、本多は「2つの守備を準備してきた。今までの3年間を(試合で)ぶつけたい」と意気込んだ。

 「おりひめジャパン」に強力なサウスポーも戻ってきた。3月に競技を引退して、母校宣真高校の保健体育の教員となった藤井紫緒(しお=30)が9月1日の合宿から代表に復帰。

 「3度目の五輪予選。五輪は夢の夢で終わっている。日本で(五輪予選を)開催できるのは海外開催とは違う。応援の中でやれるのは良いチャンス」と日本女子として40年ぶりの五輪切符へ闘志を燃やした。

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