錦織、4年ぶり8強ならず ビッグサーバー相手にストレート敗退

[ 2015年10月15日 19:58 ]

ミスでポイントを奪われ渋い表情の錦織(AP)

 男子テニスツアー・上海マスターズは15日、中国・上海で行われ、世界ランキング6位で第6シードの錦織圭(25=日清食品)はシングルス3回戦で、世界10位のケビン・アンダーソン(29=南アフリカ)と対戦し、6-7、6-7でストレート負け。2011年以来4年ぶりの大会ベスト8進出はならなかった。

 2メートル3の長身からの強烈なサーブを武器とするビックサーバーとの一戦。チャレンジツアー、ATPツアー通算3勝0敗、今年も2月のメンフィス・オープン決勝でストレート勝ちするなど、ここまで2戦無敗と相性のよい相手に、第1セットは互いにサービスゲームをキープする展開。ともにブレーク機会のないままタイブレークに突入した。

 ミニブレークで最初のポイントを挙げたが、アンダーソンもミニブレークバックするなど一進一退の攻防。錦織は4度のセットポイントを迎えながらもものにできず、逆に10-11からミニブレークバックを許し、このセットを6-7で落とした。

 第2セットも互いにサービスゲームを譲らず。4-4で迎えた第9ゲーム、アンダーソンの強烈なストロークの前にブレークポイントを許すと痛恨のダブルフォールトを犯して、この試合初めてのブレークダウン。しかし、第10ゲームをブレークバックして再びイーブンとした。それでも、再び入ったタイブレークでは、錦織がいきなりミニブレークを許すと、その後はミスを連発。5連続してポイントを奪われるなど、その後も流れを戻すことができないまま押し切られた。

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