福島、100メートル7位で準決敗退も200で「日本新出したい」 

[ 2015年8月25日 05:30 ]

女子100メートル準決勝で敗退し、険しい表情を見せる福島

世界陸上第3日 女子100メートル

(8月24日 中国・北京国家体育場)
 女子100メートル準決勝敗退の福島が悔やんだのは、自身が持つ日本記録11秒21を更新できなかったことだ。「狙っていたので悔しい。欲があった。それで硬くなる。もっと乗れるところが乗り切れなかった」。

 スタートの反応時間は組でトップ。だが、スムーズに加速できず、後半も伸びなかった。追い風0・9メートルと予選より条件は良かったが、タイムは0秒09落とし11秒32。2組で7位だった。

 ただ、同じく準決勝で敗れた11年大邱(テグ)大会との違いを強調し「あの時は自分の立ち位置が分からなかった。今は準決勝でどういう目標で走ればいいか分かっている」と前を向く。26日の200メートル予選で「日本記録を出したい」と切り替えた。

 【女子】▽100メートル準決勝「2組」(7)福島千里(北海道ハイテクAC)11秒32=落選

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