7人制女子ラグビー「テッド」もV貢献?チームの癒しアイテムに

[ 2015年8月25日 12:15 ]

7人制ラグビーのワールドラグビー女子セブンズシリーズのコアチーム予選大会で優勝し、ラッキーアイテムのテッドを手に成田空港に帰国した7人制女子日本代表の中村知春主将

 不良中年テディベアがラッキーアイテムだった?!ワールドラグビー女子セブンズシリーズのコアチーム予選大会(アイルランド・ダブリン)で優勝し、コアチーム昇格を果たした女子7人制日本代表が25日朝、成田空港に凱旋した。

 11月に香港と東京で行われる16年リオデジャネイロ五輪のアジア予選に向けて強化を進める中での快挙に、浅見敬子ヘッドコーチは「あと一歩で昇格を逃した去年の大会の悔しさを胸に頑張って、こういう結果が出たことに感謝している」と選手やスタッフらをねぎらった。

 中村知春主将(アルカス熊谷)も「私たちだけが1年前、一歩及ばず敗戦した記憶を持っていた。敗戦を財産にできた」と喜びをかみしめた。その中村主将が帰国時に手にしていたのが、米映画「テッド」の主人公、テディベアのテッドの巨大なぬいぐるみ。中村主将が7月に北海道・定山渓合宿中に、ゲームセンターのUFOキャッチャーで「700円(8ゲーム)を使って」見事にキャッチした代物で、以後、日々激しい練習を重ねるチームの癒しアイテムになったという。赤いシャツをリメイクした服まで製作し、今大会も12人の選手とともにダブリンへ。コアチーム昇格を決めた際の記念撮影にも加え、帰国時のフライトでも預け荷物とせずにシートに座らせて日本へ帰ってきた。冨田真紀子(世田谷レディース)も「凄く癒されていました」とすっかりお気に入りの様子だった。

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2015年8月25日のニュース