ホッケー女子代表に中川、山本ら 五輪出場権懸かるWリーグ

[ 2015年6月11日 19:01 ]

 日本ホッケー協会は11日、リオデジャネイロ五輪出場権の懸かるワールドリーグ準決勝ラウンド(20日開幕・アントワープ=ベルギー)に臨む女子日本代表を発表し、2004年アテネから3大会連続で五輪代表入りしている中川未由希と山本由佳理(ともにソニー)ら20人が選ばれた。永井祐司監督の長女で、スペインでプレーする友理と次女の葉月(ソニー)も入った。

 10チームで争う準決勝ラウンドで3位までに入れば4大会連続の五輪切符を得られる。チームは合宿地の岐阜県グリーンスタジアムで記者会見し、昨年10月から指揮を執る永井監督は「世界で力を発揮できるであろう20人を選んだ。普段の力を出せれば必ず五輪出場権は獲得できる」と述べた。

 ホッケー界は日本協会執行部の確執や、女子の前代表監督の解任をめぐる問題が続いた。主将の中川は「選手内で話題になることはなく、いかに力を向上できるかに集中してきた。結果を出したい」と決意を口にした。

 世界ランキング10位の日本は、1位のオランダ、9位で昨年の仁川アジア大会優勝の韓国などと同組に入った。準決勝ラウンドで4位以下となっても、各大陸予選との兼ね合いで五輪出場の可能性は残る。

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2015年6月11日のニュース