さあ全米女子選手権！美香、難コースも自信「チャンスはある」　

プロアマ戦でティーショットを放つ宮里美香

　女子ゴルフの海外メジャー第２戦、全米女子プロ選手権は１１日にニューヨーク州ハリソンのウェストチェスターＣＣで開幕する。上位を狙う宮里美香（２５＝ＮＴＴぷらら）は９日のプロアマ戦に出場して調整した。

　パー７３ながら６６７０ヤードと距離が長く、フェアウエーは平たんではなく、砲台グリーンも起伏に富む難しいコース。「凄いコース。毎日イーブンパーで十分だと思う」と苦笑しながらも「飛ばなくても、パーオンできたらチャンスはある」と攻略には自信を見せた。

　今季は出場１１試合でトップ１０入りが１度だが、開幕戦を最後に予選落ちがない。定評のあるティーショットの正確性だけでなく、１ラウンドの平均パット数のランキングでも３位（２８・７８）につける。この大会は３年前に２位に入っており相性も悪くない。「雨続きで１打目の球が転がらず、飛ばし屋有利だけど（コースが）乾いてくれば上位進出の可能性だってある」と語気を強めた。