女子日本代表、リオ切符目指し強化合宿開始も「半月遅れた」

[ 2015年6月11日 05:30 ]

 バスケットボール女子日本代表が都内で、8月29日開幕のアジア選手権(中国)に向けた強化合宿を開始した。優勝で16年リオデジャネイロ五輪出場が決まるが、国際連盟(FIBA)から科された国際活動停止処分の影響は大きく、練習前に選手らと会見した内海知秀監督は「半月スタートが遅れた。もう少し早めに活動を始めたかった」と苦況を説明した。

 全体での練習期間は約50日しかない。制裁中のため他国と連携を図ることができず、予定する海外遠征と国際親善試合も調整中で、内海監督は「マイナス部分は否めない」という。それでも、今月中旬には女子代表の国際活動について許可が下りる見込み。新キャプテンの吉田亜沙美は「優勝することだけを考えて努力していく」と五輪切符獲得を誓った。米女子プロリーグ、WNBAのシアトル・ストームでプレーする渡嘉敷は8月下旬に合流する。

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2015年6月11日のニュース