ラグビー界のレジェンドが代表復帰 大野均“同級生”澤から刺激

[ 2015年5月21日 10:10 ]

日本代表としては今年初めてメンバー入りを果たした香港代表戦に向けて、香港出発前に意気込みを語る大野均

 ラグビー界のレジェンドも代表の舞台に戻ってきた。ラグビー日本代表は21日、すでに優勝を決めているアジア選手権の最終戦・香港代表戦(23日)に向けて羽田空港から香港へ向けて出発した。

 左脚股関節を痛めていた影響で、日本代表では今年初のメンバー入り(リザーブ)を果たしたロック大野均(37=東芝)は「もうちょっと早く復帰したいと思っていたが、別のところを痛めてしまった。W杯の最終メンバーに残ることだけを考えている」と復帰戦へ向け表情を引き締めた。

 今月1日にはサッカー女子日本代表のW杯メンバーが発表され、同じ1978年生まれの澤穂希(36=INAC神戸)が6大会連続でのメンバー入りを果たした。同学年、さらには澤の出身地である東京都府中市が本拠地の東芝に所属していることもあって、澤のカムバックには刺激をもらっている様子。

 「面識はないが、非常に切り替えの早い性格だと聞いている。そのあたりが長く現役を続ける秘けつなのかと思う」とベテランらしく発言。現在、日本代表史上最多の87キャップを誇り、順調に行けばW杯準々決勝で前人未踏の100キャップを達成するラグビー界のレジェンドが、3大会連続のW杯出場へスタートする。

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2015年5月21日のニュース