キャバリアーズ、敵地で先勝!ジェームズ31得点

[ 2015年5月21日 14:08 ]

31得点を挙げたキャバリアーズのジェームズ(AP)

 NBAは20日に東地区決勝の第1戦をジョージア州アトランタで行い、2位キャバリアーズが97―89(前半51―51)で1位ホークスを下して先勝。チーム史上初めて敵地でのプレーオフ初戦で勝利を収め(過去14戦全敗)、ホーム・アドバンテージをホークスから奪いとった。

 レブロン・ジェームズ(30)は31得点8リバウンド6アシストをマークして勝利に貢献。同選手がプレーオフで30得点+5リバウンド+5アシスト以上をクリアしたのは通算52回目で、マイケル・ジョーダン(元ブルズ)を抜いて歴代の単独最多となった。

 試合は第4Qに入って激動。キャバリアーズはJ・R・スミス(29)が3点シュートを3本連続で成功させ、開始2分で点差を一気に18点に広げてリズムをつかんだ。スミスはセルティクスとの1回戦で相手選手の頬を殴って出場停止処分を科せられブルズとの準決勝では2試合を欠場。しかしこの日はチーム記録となる8本の3点シュート(試投12本)を決め、ジェームズがベンチにいる間のオフェンスを1人でまかなった。ナゲッツを経て今季途中でニックスからトレードで移籍。この日の28得点はプレーオフ通算60試合目での自己最多となった。

 ホークスは今季キャバリアーズに対して3勝1敗と勝ち越していたが苦杯。最大18点差を残り47秒に4点差まで追い詰めたが追撃もここまでだった。球宴に出場したガードのジェフ・ティーグ(26)が27得点を稼いだものの、チームの3点シュートは23本中19本失敗。プレーオフに入ってチーム最多の平均17・1得点をマークしていたフォワードのディマーレ・キャロル(28)は第4Qに左膝を痛め、今後の出場が危ぶまれる事態になった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月21日のニュース