ロケッツ、18年ぶり地区決勝進出!1勝3敗から逆転

[ 2015年5月18日 10:10 ]

チーム最多の31得点をマークしたロケッツのジェームズ・ハーデン(AP)

 NBAは17日にプレーオフ西地区準決勝の1試合を行い、2位ロケッツが地元ヒューストンで3位クリッパーズを113―100(前半56―46)で下して4勝3敗。97年以来、18年ぶりに地区決勝進出を果たした。

 1勝3敗からのシリーズ逆転は2006年のサンズ(西地区準決勝、対レイカーズ)以来、史上9チーム目。ジェームズ・ハーデン(25)がチーム最多の31得点をマークすれば、センターのドワイト・ハワード(29)も16得点15リバウンド、シューターのトレバー・アリーザ(29)は6本の3点シュートなどで22得点を稼ぎ、一度もリードを奪われないまま勝利を収めた。

 ロケッツは地区決勝で今季4戦全敗と分の悪い1位ウォリアーズと激突。シーズンMVPに輝いたステフェン・カリー(27)をどこまで抑え込むかがカギになるだろう。

 敗れたクリッパーズは地元ロサンゼルスでの第6戦の第3Q途中で19点をリードしながら逆転負け。その敗戦をひきずるような形で第7戦では勝機を築けなかった。クリス・ポール(30)は26得点10アシスト、ブレイク・グリフィン(26)は27得点11リバウンドをマークしたものの完敗。チーム創設45シーズン目で初となる地区決勝進出に王手をかけながら、その後3連敗を喫して敗れ去った。

 なお地区決勝シリーズは19日から西地区がスタート。ホークスとキャバリアーズのカードとなった東地区決勝は20日に初戦を迎える。

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2015年5月18日のニュース