藍 さくらと同組効果「力まずやれた」アイアン好調20位浮上

[ 2015年5月18日 05:30 ]

笑顔で移動する横峯(左)と宮里藍

USLPGAツアー キングズミル選手権第3日

(5月16日 米バージニア州ウィリアムズバーク キングズミル・リゾート=6326ヤード、パー71)
 66位から出た宮里藍(29=サントリー)が66で回り通算3アンダーの210で20位に浮上した。野村敏京(22=フリー)は通算2アンダーで30位。横峯さくら(29=エプソン)は通算イーブンパーの47位。有村智恵(27=日本ヒューレット・パッカード)は通算4オーバーで76位。ペリーヌ・デラクール(21=フランス)が通算11アンダーでトップ。

 米ツアーで初めて横峯と同組で回り、急浮上した宮里は「力まずにやれたのは、さくらと一緒に回れたから」と笑顔で語った。4番パー4の2打目をピンの奥30センチにつけるなどアイアンショットが好調。15ホールでパーオンし、ボギーなしの5バーディー。「どれだけ攻められるかを課題にしてやったのが、いい方向に作用した」と納得の表情だった。

 横峯も「藍ちゃんの調子も良く、私も頑張って、みたいな」と相乗効果を強調。前半のアウトで1つ落としながら後半は3バーディーを奪って巻き返した。ともに好感触を得て臨む最終日。「アンダーで回れるように頑張りたい」と横峯が言えば、宮里は「狙えるホールはしっかりとつけて、パットでも攻め切りたい」と誓った。

続きを表示

2015年5月18日のニュース