鈴木明子さん“盟友”真央の決断称える「答えが前向きでよかった」

[ 2015年5月18日 14:32 ]

2014年3月に行われた世界フィギュアの公開練習後、会見に臨んだ際の鈴木明子さん(左)と浅田真央

 元フィギュアスケート選手の鈴木明子さん(30)が18日、TBSの情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜1・55)に出演。現役続行を発表した浅田真央(24=中京大出)について「出した答えが前向きでよかった」と盟友の決断に拍手を送った。

 浅田がこの日、自身のブログを更新。「達成感や喜びの感覚が恋しくなり、試合に戻りたいと思うようになりました」とつづり、選手としての復帰を宣言した。

 2010年のバンクーバー、14年のソチと2大会連続で浅田とともに五輪に出場した鈴木。昨年2月の「ハーフハーフ」発言以降の浅田について「気持ちが揺れ動いているように感じていた」といい、若手が台頭する中で「戦う気持ちと体のバランスを考えていたのかもしれない」と説明。悩みに悩んだ末の結論には「苦しかったと思うが、出した答えが前向きでよかった」と喜んだ。

 また浅田がブログで「達成感や喜びの感覚が恋しくなった」とつづったことについては自身も「演技を終えた後の観客との共有感は、それまでの苦しかったことを忘れちゃうくらい。私もその感じは大好き」。そして「彼女は根っからのアスリート。だから、周囲が喜んでくれるというその達成感が恋しいと思ったのだと思う」と話した。

 自身がバンクーバー五輪に出場したのは24歳の時。「そのあとは1年1年…としか考えられなかった。だからすぐに平昌(ピョンチャン)を目指してとは言えない」と、自身の経験を踏まえて浅田を思いやっていた。

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2015年5月18日のニュース