ハーフハーフから1年 真央が現役続行を正式表明「責任をもって」

[ 2015年5月18日 15:10 ]

「THE ICE」開催発表記者会見に出席した浅田真央。現役続行を表明した。

 14―15年シーズンを休養したフィギュアスケート女子の浅田真央(24=中京大出)が18日、東京都内で行われたアイスショー「THE ICE」の会見に出席、あらためて現役続行の意思を表明した。浅田はこの日午前、自身のブログで続行の意思を示していた。

 浅田は「1年間休養して自然と試合が恋しくなり、試合でいい演技ができたときの達成感を感じたいなと思ったのが1つの理由」と説明。「ソチ五輪や世界選手権が終わった後は“最後の1年にしよう”と頑張ってきたので、スケートしたいと思うことはあまりなかった」というが、やはり「スケートが自分には欠かせないものと思うようになった」と心境の変化を明かした。

 現時点では18年平昌五輪については「考えていない」といい、「最低でも去年の世界選手権のレベルまで戻さないと試合には出られないと思っている。そこまで戻すのが今の目標」という浅田。「自分が決めたことなので、責任をもってやっていきたい」と決意を語った。

 浅田は13年4月にソチ五輪シーズン限りでの引退を表明したが、同五輪後には「ハーフハーフ」とし、昨年5月には休養を決断し、進退を保留していた。今年5月に入って師事していた佐藤信夫(73)、久美子(69)両コーチに再び指導を依頼。競技会復帰を視野に入れたトレーニングを再開している。

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