早すぎる!新人が契約の11日後に引退 指揮官「直接話せなかった」

[ 2015年5月17日 12:35 ]

レッドスキンズのジェイ・グルーデン監督 (AP)

 米プロフットボール、NFLのレッドスキンズと4日に契約したルーキーQB、コナー・ハルイデイ(23)がチームの初練習前日の15日に引退した。

 ワシントン州立大出身のハルイデイは同校のパス記録を次々と塗り替え、14年には1試合で734ヤードを獲得するという全米大学体育協会(NCAA)の記録も樹立。しかし、足首に故障を抱えていることから4月に行なわれたドラフトではどの球団からも指名されることはなかった。

 それでもレッドスキンズのGMはその才能にほれ込み、フリーエージェントというかたちでハルイデイと契約。16日に行なわれたルーキーキャンプに参加する予定だったが、同選手の姿はそこにはなかった。

 ハルイデイを控えのQBとして期待していたグルーデン監督は「彼は飛行機に乗り、家に帰ってしまった。ボイスメッセージが残っていただけで、直接話す機会すらなかったよ。引退を決断した背景にはきっと何か個人的な理由があるのだろうけれどね」と肩を落としていた。

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2015年5月17日のニュース