松山 アイアン大苦戦「全部駄目」6差19位後退

[ 2015年5月17日 05:30 ]

6番でティーショットを放つ松山

USPGAツアー ウェルズ・ファーゴ選手権…《第2日

(5月15日 米ノースカロライナ州シャーロット クウェイルホロー・クラブ=7562ヤード、パー72)
 13位で出た松山英樹(23=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの71で回って通算4アンダー、140の19位となった。75とスコアを落とした石川遼(23=CASIO)は通算2オーバーの93位で予選落ち。ウェブ・シンプソン(29)、ロバート・ストレブ(28=ともに米国)が通算10アンダーで首位に並んだ。

 満足感は全くない。松山は「全部駄目。特にアイアンが駄目だった。1アンダーで回れたのは奇跡に近い。ありえないくらい飛びすぎたり、ショートしたり、大変な一日だった」と振り返った。ショットの後にいら立ちクラブを地面に叩きつけようとしてやめることが数回あった。

 インから出て後半の1番でティーショットを左の林に入れた。2番パー3ではバンカーで目玉となり、連続ボギーを叩いた。それでも踏ん張った。5番パー5でグリーンを越えた2打目がギャラリーに当たって戻る幸運もあってバーディーを奪い、8番で4メートルのバーディーパットを沈めた。

 首位とは6打差。残り2日間に向けて「上位は期待できないけど、はまればチャンスはある。少しでも伸ばしていけるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

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2015年5月17日のニュース