平松「勝って当然」自己ベスト７センチ更新でＶ　男子走り高跳び

陸上関東学生対校選手権第３日

（5月16日 横浜・日産スタジアム）
　自己ベストを７センチ更新した平松が初栄冠を手にした。「勝って当然。２メートル２８は本当にうれしいし驚き」。２メートル１９で優勝が決まり「こすいことはしたくなかった」と２メートル２２ではなく、３大会連続で失敗した２メートル２５にバーを上げた。それを１回でクリアすると、２メートル２８は踏み切りがはまった３回目で成功させた。「

　宙に行くスピードが全然違って、空中で待ってバーを見る余裕があった」。１メートル８４と決して身長は高くないが、日本陸連のダイヤモンドアスリートにも選出された有望株。「世界選手権が目標。やっとスタート地点に立てた」と夢舞台を見据えていた。