東京五輪、開催都市提案の追加種目は“特別枠”扱いに

[ 2015年5月9日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)が2020年東京五輪で開催都市が提案できる追加種目を、夏季五輪の上限とする約310種目の中に数えず、別枠で考える方針を決めたことが分かった。IOC関係者は「開催都市が提案する種目数は特別枠で柔軟に考える方針となった。提案する種目数も基本的に大会組織委員会に任せる」と説明。2月の理事会で決定し、組織委も確認している。

 IOCは昨年12月に承認した五輪改革で夏季大会の種目数の上限を約310、参加選手は約1万500人に設定した。バッハ会長は追加種目により、選手数が上限を超えた場合も「財政面や運営面で組織委が計画を示せれば許容する」と語っていた。

 追加種目には野球とソフトボール、空手、スカッシュなどが名乗りを上げている。組織委は9月15日までに候補種目を絞り込みIOCに提案。追加種目は来年8月のIOC総会で決定する。

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2015年5月9日のニュース