ラグビー代表 福岡出身の福岡、スピード生かして凱旋トライだ

[ 2015年5月9日 05:30 ]

11カ月ぶりに先発するWTB福岡(中央)は、前日練習で汗を流す

 脱・前傾走法で凱旋トライだ。ラグビー日本代表が、9日のアジアラグビーチャンピオンシップ2015リポビタンDジャパンシリーズ・韓国代表戦(レベスタ)に向け、試合会場で最終調整。

 昨年6月のイタリア戦以来、約11カ月ぶりに先発出場する福岡出身のWTB福岡堅樹(筑波大)は「求められるのは走り切るスピード。スピードで振り切ってトライを取るとか、そういうプレーをしたい」と意気込んだ。

 昨秋は左太腿裏の肉離れなど故障を重ね、大学の公式戦もフル出場は4試合だけ。4月に代表合宿に招集されると、スピードトレーニングの世界的権威、フラン・ボッシュ氏からマンツーマン指導を受け、背中が丸まりがちだった走りから胸を張った姿勢に改善。1カ月のトレーニングの成果で脚力に加えてスピードもアップ。全体練習参加は4日からと不安もあるが、ジョーンズ・ヘッドコーチも「以前より速くなった」という快足ぶりを故郷で披露する。

続きを表示

2015年5月9日のニュース