桐生ら男子400mの日本、3位で五輪出場権 世界リレー大会

[ 2015年5月3日 11:44 ]

 陸上の第2回世界リレー大会第1日は2日、バハマのナッソーで開幕し、男子400メートルリレーで大瀬戸一馬(法大)藤光謙司(ゼンリン)桐生祥秀(東洋大)谷口耕太郎(中大)の日本は38秒20で3位に入り、8位までに与えられる来年のリオデジャネイロ五輪の出場権を獲得した。

 米国が37秒38の大会新記録で優勝し、ウサイン・ボルトがアンカーを務めたジャマイカは37秒68で2位だった。

 1600メートルリレー予選で日本の男子は小林直己(東海大)佐藤拳太郎(城西大)ウォルシュ・ジュリアン(東洋大)北川貴理(順大)で3分6秒38の2組6着に終わり、全体17番目で敗退した。青山聖佳(大阪成蹊大)千葉麻美、青木沙弥佳(ともに東邦銀行)市川華菜(ミズノ)の女子は3分32秒79の2組4着で、3日の9~16位決定レースに回った。

 ▼桐生祥秀の話 久しぶりに興奮した。自然とスイッチが入り、夢中で走った。この4人で銅メダルを取れたことがうれしい。最高の瞬間。リオ五輪でも表彰台を目指し、もっと強くなりたい。

 ▼大瀬戸一馬の話 1走で流れをつくれた。最高に気持ちいい。プレッシャーもあったが、思い切り走った。前回の経験を生かせたし、バトンパスもうまくいった。

 ▼谷口耕太郎の話 アンカーでも緊張よりわくわく感があった。開き直って楽しもうと思って走れた。ゴールした瞬間は信じられなかった。3位を守れて良かった。

 ▼藤光謙司の話 リオ五輪につながる銅メダルになったと思う。世界大会で米国、ジャマイカに次いで3位は価値がある。最高にうれしい。故障者が相次いで不安もあったが、チームが結束できた。(共同)

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2015年5月3日のニュース