ウィンブルドン 「自撮り棒」の使用全面禁止

[ 2015年4月28日 08:27 ]

昨年のウィンブルドン選手権男子シングルス3回戦、フルセットの末に勝利した第10シードの錦織圭(AP)

 テニスのウィンブルドン選手権の主催者は27日、今季の大会期間中に会場内で「自撮り棒」の使用を全面禁止する方針を明らかにした。

 自撮り棒は自分の姿を自身で撮影する際にカメラやスマートフォンに取り付けて使用する器具。入場券所持者に配られる注意書きに「自撮り棒」の持ち込みを禁止する事項が書かれている。

 今年の大会は6月29日から7月12日に行われる予定だが、主催者は入場者が増えることを念頭に「観客の妨げにならないようにするため」と説明している。

 これまでも、英国ではナショナル・ギャラリー、サッカーのプレミアリーグ・トットナムなどがすでに「自撮り棒」の使用を禁止している。ほかにもイタリア・ローマのコロッセオ、米ワシントンのスミソニアン博物館なども使用を禁止している。

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2015年4月28日のニュース