キャバリアーズ4戦全勝も…ケビン・ラブ 左肩脱臼で離脱

[ 2015年4月27日 14:31 ]

セルティクスのオリニクに左腕を引っ張られるキャバリアーズのラブ(AP)

 NBAのプレーオフは26日に1回戦の4試合を行い、東地区2位のキャバリアーズは101―93(前半57―36)で7位セルティクスを退けて4戦全勝。しかし今季平均16・4得点、9・7リバウンドをマークした新ビッグ3の一角、ケビン・ラブ(26)がセ軍ケリー・オリニク(24)ともつれた際に左肩を脱臼。少なくとも2週間、戦列を離れることになり東地区準決勝での出場は絶望となった。しかも同じく先発していたガードのJ・R・スミス(29)は第3Q、セ軍ジェイ・グラウダー(24)の顔面を右手でたたいて一発退場。少なくとも1試合の出場停止処分は不可避で、準決勝初戦は先発2人を欠いての試合となりそうだ。

 東地区5位のウィザーズは地元ワシントンDCで4位ラプターズに125―94(前半66―50)で快勝。1961年にシカゴ・パッカーズとして発足した同チームが4戦全勝でシリーズを制覇したのはワシントン・ブレッツ時代を含めても初めてで、2季連続の地区準決勝進出はファイナルに2年連続で出場した79年以来、36年ぶりとなった。

 西地区では7位マーベリクスが31得点を挙げたモンテイ・エリス(29)の活躍で2位ロケッツを121―109(前半61―53)で退けて4戦目で初勝利。3位クリッパーズは敵地サンアントニオで6位スパーズを114―105(前半51―47)で下し、2勝2敗としてホーム・アドバンテージを取り戻した。なおス軍ティム・ダンカン(38)のプレーオフでの通算出場時間は9007分(238試合)となり、NBA史上初めて9000分の大台に到達した。

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2015年4月27日のニュース