遼 雷雨も集中切らさず暫定16位浮上も4日目苦戦、急降下

[ 2015年4月27日 05:30 ]

チューリッヒC第3ラウンド、1番でパットを放つ石川

USPGAツアー チューリッヒ・クラシック第3日

(4月25日 米ルイジアナ州エーボンデール TPCルイジアナ=7425ヤード、パー72)
 第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行ったが、雷雨などで誰も終了できなかった。23位で予選を通った石川遼(23=CASIO)は9ホールまでを2バーディー、ボギーなしで回り、通算9アンダーで暫定16位につけた。エリック・コンプトン(35=米国)、ジェーソン・デー(27=オーストラリア)が通算13アンダーで暫定首位だった。26日に第3ラウンドの残りを行い、石川は72でホールアウト。通算7アンダーで最終ラウンドに臨んだ。

 6時間近い中断を挟んでのラウンドにも石川は集中を切らさなかった。1番と2番でともに2メートルのバーディーパットを外した。嫌な流れになりそうなところで中断。「短いのを2つ外して中断したので、これで良い感じでやれるかなと思った」と前向きに受け入れた。

 中断の間は腰をストレッチするなど「いつでもできる体の準備はしていた」という。再開後はチャンスを生かせない展開が続いたが、6番で4・5メートル、7番で3メートルのパットを沈めて連続バーディー。我慢を実らせた。

 長丁場となる4日目の序盤は苦戦を強いられた。5ホール目の14番パー3で1打目でグリーンを外してボギーを叩いた。16番パー4で10メートル近いバーディーパットを沈めたが、17番パー3でティーショットを左の池に打ち込んで痛恨のダブルボギー。通算7アンダーで第3ラウンドを終了した。この時点で首位との差は9打に開き、55位まで順位を落とした。

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2015年4月27日のニュース