ウォリアーズ４戦全勝で地区準決勝進出　カリー３９点の活躍

９得点を挙げて勝利に貢献したウォリアーズのカリー（ＡＰ）

　ＮＢＡのプレーオフは２５日に１回戦の４試合を行い、西地区１位のウォリアーズは敵地ニューオーリンズで８位ペリカンズを１０９―９８（前半６７―５４）で下し、４戦全勝で地区準決勝に進出。ステフェン・カリー（２７）は３点シュート６本などで３９得点を挙げて勝利に貢献した。

　ペリカンズはアンソニー・デービス（２２）が３６得点１１リバウンドをマークしたが４連敗。最後までウ軍のシュート力を抑え込むことができなかった。同５位のグリズリーズは敵地ポートランドで４位トレイルブレイザーズを１１５―１０９（前半６２―４９）で退けて３戦全勝。２７日の第５戦に勝てば、西地区準決勝でウォリアーズと顔を合わせる。

　東地区では８位ネッツが地元ブルックリンで１位ホークスを９１―８３（前半４７―４０）で撃破。今季７回目の対戦で初めて白星を挙げた。ホ軍は３点シュートの成功率が２０％にまで低下。この部門で今季リーグ１位となったカイル・コーバー（３４）は放った５本の３点シュートをすべて外した。

　６位バックスも地元ミルウォーキーでブルズに９２―９０（前半５０―５０）で競り勝って４戦目で初勝利。同点で迎えた第４Ｑ残り１・３秒でのスローインから、ジャリード・ベイレス（２６）がブルズのデリック・ローズ（２６）のマークを巧みなフェイクで振り切ってブザービーターによる勝ち越しシュートを決めた。ブルズのターンオーバーはローズの８回を含めて２６回。第４Ｑ残り４分３９秒で８点差をつけられながら土壇場で追いついたが、最後はローズのミスで敗れた。