帝京大が開幕圧勝、ルーキー竹下5T 関東大学春季大会

[ 2015年4月26日 05:30 ]

 関東大学ラグビー春季大会が25日に開幕し、Aグループで大学選手権6連覇中の帝京大が121―0で法大を下し、新シーズンの公式戦初戦を白星で飾った。帝京大は1年生で唯一の先発となったWTB竹山晃暉が、チーム最多の5トライ&3アシストと活躍。昨年度の全国高校ラグビー大会(花園)では奈良・御所実高を大会通算10トライで準優勝に導いた逸材が、華々しい大学デビューを果たした。

 名刺代わりの初トライは前半6分だった。FB重(3年)からラストパスを受けた帝京大・竹山は、左サイドからインゴール中央に華麗に走り込んだ。その後も持ち味のスピード、アジリティー、判断力を生かし、5トライ&3アシスト。高校時代よりも20分長い80分間をフル出場し、「1年生なので積極的にやろうと思っていた。前に出ることを意識した」と甘いマスクをほころばせた。寮では主将の坂手(4年)との同部屋を志願し、私生活から帝京イズムを吸収。「まだまだ足りないものが多い」としたルーキーだが「4年生で大学選手権10連覇が目標」と頼もしく語った。

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2015年4月26日のニュース