アーチェリー世界選の代表決まる 男子・古川 女子・川中ら

[ 2015年4月6日 05:30 ]

 リオデジャネイロ五輪出場枠が懸かるアーチェリーの世界選手権(7~8月、コペンハーゲン)代表選考会は静岡県掛川市つま恋アーチェリー場で行われ、男子はロンドン五輪個人銀メダルの古川高晴(近大職)が3日間合計4067点、女子は同五輪団体3位の川中香緒里(ミキハウス)が3985点でトップとなり、代表に決まった。上位3人が代表入りし、男子の鬼山直也(近大)と岩田歩(エディオン)、女子は永峰沙織(長崎国際大)と北京五輪代表の林勇気(堀場製作所)も代表となった。世界選手権は団体で開催国のブラジルを除く上位8カ国・地域にリオ五輪出場枠が与えられ日本が獲得した場合、全日本アーチェリー連盟は今回の代表選手を五輪に派遣する。

 ≪古川「いいお兄さんの立場で」≫男子の古川は危なげなく選考会を勝ち抜いた。小雨交じりで肌寒い悪条件をものともせず、抜群の安定感を見せた第一人者は「自信はあったが、まだスタートラインに立ったところ。これからが本番」と世界の舞台での勝負を見据えた。ともに近大の後輩に当たる19歳の鬼山、22歳の岩田を率いてリオ五輪の出場枠獲得を目指す。「わくわくしている。いいお兄さんという立場で引っ張っていきたい」と貫禄を漂わせた。

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2015年4月6日のニュース