有力3選手敗退 実績上位で中矢が世界選手権代表に

[ 2015年4月6日 05:30 ]

世界選手権代表には決まらなかったが、男子73キロ級で優勝した橋本(左)

柔道全日本選抜体重別選手権最終日

(4月5日 福岡国際センター)
 男子73キロ級は世界選手権を制した実績を持つ3選手が次々と敗れる波乱の展開となった。10年王者の秋本は初戦敗退。13年王者の大野、14年覇者の中矢は準決勝で苦杯を喫した。

 先に有効を奪われて苦しい展開となった中矢は「組み負けて、仕掛けるのが遅くなった。(大野が出場した)隣の試合場も気になって、集中してなかった」と反省。結局、実績上位の中矢が代表となったが、山下強化委員長は「期待した選手が敗れ、ふがいないところを感じた」と厳しい表情だった。

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2015年4月6日のニュース