葛西は最終戦8位で総合6位「この年でたいしたもの」

[ 2015年3月22日 23:15 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は22日、スロベニアのプラニツァでフライングヒルによる個人最終戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、42歳の葛西紀明(土屋ホーム)は223・5メートル、229メートルの405・5点で8位だった。

 ユーリ・テペシュ(スロベニア)が230・5メートル、244メートルの436・4点で2季ぶりの通算2勝目を挙げた。伊東大貴(雪印メグミルク)は12位、竹内択(北野建設)は28位だった。

 個人総合は最終戦7位のセベリン・フロイント(ドイツ)が1729点で初制覇。ペテル・プレブツ(スロベニア)と同点ながら、勝利数で上回った。日本勢は葛西の6位が最高で、伊東が16位、竹内は20位だった。

 ▼葛西紀明の話 1回目はいい方向に飛び出せなかった。いつもより進みが悪かった。2季連続で総合1桁順位。この年でたいしたもの。

 ▼伊東大貴の話 最後は満足がいくジャンプができた。(今季は)調子がいいなという時期がなかった中で、しぶとく総合15位前後につけられた。

 ▼竹内択の話 全然駄目。しっくりこない感じで終わった。世界選手権には調子を合わせられたけど、浮き沈みがあったシーズンだった。(共同)

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2015年3月22日のニュース